釈千手の日記帳

今日は久しぶりにNHKでお仕事。テレビ番組制作のお手伝いをさせていただきました。

今日の仕事は森本さんと新藤さんという大先輩とのチームでした。森本さんとは以前全国手話通訳問題研究会で共に活動していましたが、こうやって通訳の現場で仕事をさせていただくのは初めてです。新藤さんはNHKの手話番組の顔のような人で、過去には大変お世話になりましたが、いっしょに仕事をするのは久しぶりでした。ふたりのベテラン通訳者の細かい配慮や、直訳ではなく意訳するやり方に改めていろいろと学ばせていただきました。

私は読み取り通訳を担当しました。(こうやって読み取りができるのも、去年白内障の手術を受け視力が戻ったからですね！)順調に手話を日本語に通訳していたのですが、「ごはん・朝」と出できたときに思わず通訳が止まってしまいました。ご本人に確認してもまた同じ手話です。「朝はごはんを食べる・・・？？」しばらく考えて答えがわかりました。米朝師匠(落語家の桂米朝さん)の話だったのです！ことばが出なかったのはたぶん5秒ぐらいだったと思いますが、自分の中では1分ぐらいの長さに感じました。

さて、私がお手伝いさせていただいたのはNHK・Eテレの「Ｂ面談義」という番組です。障がい者やLGPTの人たちが自分たちの本音を語るユニークな内容です。皆さんもよかったらご覧ください。

本放送：2019年6月24日　20：00～20：29

再放送：2019年7月 1日　13：05～13：34

アンコール放送：2019年7月22日　20：00～20：29

アンコール再放送：2019年7月29日　13：05～13：34