本当は怖いカチカチ山2022年12月20日 19時48分54秒

昨日は手話サークルのクリスマス会。
その中で参加者を6つのグループに分けて、昔話を手話劇にして発表するというものがありました。もも太郎、さるかに合戦、かぐや姫などおなじみのお話しですが・・・カチカチ山?さてどんな話だったでしょう?気になって調べてみたらビックリ!現代版では子ども向けに少し内容が代わっていますが、元の話はかなり強烈です。

20221220カチカチ山

畑を荒らす悪いタヌキ。おじいさんはそのタヌキを捕まえて縄で縛りあげます。そしておばあさんに「タヌキ汁にしておくように」と言って出かけます。しかしタヌキに命乞いをされたおばあさんはかわいそうに思い、縄を解いてあげました。するとタヌキは木の棒でおばあさんを殴り殺してしまいます。それだけではありません。タヌキはそのおばあさんで「ばばあ汁」を作り、自分はおばあさんに化けて、帰ってきたおじいさんに「おじいさん、タヌキ汁ですよ」と言って食べさせます!
それから物語の最後のシーン。ウサギがこの悪いタヌキをドロ船に乗せて海に沈めます。現代版では改心したタヌキをウサギが助けてあげますが、元の話では船に上がろうとするタヌキをウサギが櫂(かい=オール)で押し返し海に沈めて溺死させます。まぁ、ある意味おばあさんの仇を討ったということになるのでしょうか?いずれにしてもこんな怖い話、もし子ども会でそのままやったら全員が泣き出してしまうこと間違いないですよね(笑)。本当は怖いカチカチ山でした。一(いち)が栄えましたとさ。

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