外国人の名前がついた蝶2019年05月22日 12時33分42秒

日本にはたくさんの蝶がいますが、その中に外国人の名前がついた蝶が2ついます。その内のひとつがシルビアシジミです。ではなぜこの蝶にはシルビアという名前がついてついているのでしょうか?今まであまり知られて(わかって)いなかったその命名の秘話について調べた本です。
この蝶を発見した人、そして1才の誕生日を待たずして亡くなったシルビアちゃん、そしてアメリカにあるそのお墓まで調べあげた著者の執念を感じる一冊でした。

20190522シルビア物語

ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみると、

シルビアシジミはヤマトシジミとよく似ていますが、ヤマトシジミは前翅中室内その直下第1b室基部に上下に並ぶ2黒班がありますが、シルビアシジミには全く見られません。また、シルビアシジミでは後翅裏面第6室基部の黒班はその上方の第7室黒班の直下、またはそれよりやや内側にかたよって位置し、そのため完全な円弧状にはならず第6脈を境に分断され、ルリシジミと似たような班紋配列になりますが、ヤマトシジミの場合第6室基部は第7室基部の直下よりはるかに外側に位置して、完全な円弧状になります。

と記されていました、まぁヤマトシジミでも、シルビアシジミでも、ルリシジミでも、何でもいいんじゃない?と思ってしまう私は全く研究者には向きませんね~(笑)!
「シルビア物語」
中村和夫著 随想社