ブラを忘れて2020年01月20日 14時53分06秒

「あっ」往来の真ん中で突然立ち止まる。「私、今日ブラを付け忘れて家を出てきてしまった!」
ジャケットさえ脱がなければ、誰にも気付かれることはないだろうが、これから旅行会社との大事な商談もある。国枝颯子(さっこ)は慌ててランジェリーショップに飛び込んだ。とりあえず安いブラを購入して店を出ようとした彼女の前に現れたのは、伊佐治という男性下着フィッターだった。
ひとりの女性がいろいろなことを体験しながら成長していく過程を下着フィッターの視点から描いた物語。恋人や妻の気持ちを理解するために、むしろ男性の皆さんに読んで欲しい一冊です。

20200120フィッターX

「フィッターXの異常な愛情」
蛭田亜紗子著 小学舘