本当に公平なのでしょうか?2006年01月14日 23時47分16秒

今、たまたま調べたいことがあって手話通訳技能認定試験のホームページを見ていました。皆さんもご存知のようにこの試験は厚生労働省が聴覚障害者情報文化センターに試験業務を委託している国家公認試験です。ホームページの中には試験を受ける人たちに対して参考図書を紹介するページがあります。そこには手話の本が19冊紹介されていますが、それらは全て全日本ろうあ連盟出版局が出版しているものです。
現在市場には451冊の手話の本が流通しています。いろいろな出版社がいろいろな手話の本を出していますが、なぜたった1社の本だけしか紹介されないのでしょうか?
「谷さん、何を言っているの?全日本ろうあ連盟が今までこの国の手話の発展や普及にどれだけ貢献してきたかわかっているでしょ?」そんな声が聞こえてきそうです。もちろんそれはよく承知しています。しかし、批判を覚悟であえて言いますが、本当に公平なやり方で参考図書は選ばれているのでしょうか?(別に私の本を選んで欲しい、と言っている訳ではありません・・笑)たくさんの出版社の本の中からたった1社の本しか選ばれていないことに私は疑問を感じているのです。厚生労働省から大切な国家公認試験を委託されている団体として公平な対応を強く望みます。皆さんはこのことについてどう思われますか?

http://www.jyoubun-center.or.jp/hum-top/slit-top/slit-inf/data/17sankou.pdf