愛用の革ぐつとお別れ2008年04月09日 20時57分36秒

底もボロボロでもう直せないそうです。
私たちぐらいの年齢の男性は、みんな子供のころ新しい野球のグローブを買ってもらい、それに何回もオイルを塗り込み少しずつ柔らかくそして自分の手に馴染むように仕上げていった経験があるのではないでしょうか?
そんなことも関係してか、私は革ぐつや、ベルト、カバン、おサイフなど革製品の手入れをするのが大好きです。固めのブラシ(豚の毛)で汚れを落とし、ミンク油を塗り込み、最後に柔らかめのブラシ(馬の毛)で仕上げます。ピカピカになったくつは新品のように甦るのですよ。
長年愛用していた革ぐつのかかとの部分が裂けてしまい、底もかなりすり減ってきたので、今日くつ屋さんに持っていきました。するとおじさんに「このくつはもう修理はできないなぁ。このまま履きつぶすしかないよ」と言われてしまいました。長年愛用してきたお気に入りだけに残念ですが、今日処分して、新しいくつを買ってきました。革ぐつ君、長い間お世話になりました。