滑って転んだ(笑)2021年12月27日 20時29分46秒

今日の午前中に自分の部屋の整理をして、午後から六本木にアイススケートをしに行ってきました。
私がスケートに行くと話したら、家族からも、手話教室の生徒さんたちからも「気を付けてくださいね」「絶対に転ばないように」と心配の声が。どれだけ老人扱いなんだ(笑)!

20211227六本木

普段の靴のサイズは25.5ですが、スケート靴は大きめの方が良いと記憶していたので受付で「26の方が良い?」と尋ねたら「25.5で大丈夫だと思います」と言われ25.5を借りて履いてみたらブカブカです。25の靴に取り換えてもらいました。それから昔は貸し靴と言えば革製でしたが、今はプラスチック製なのですね。昔は自分専用のスケート靴も持っていたのですよ。

20211227スケート

それにしても、スケートなんて何十年ぶりの事でしょう。さて、靴を履いて恐る恐るリンクに立ちます。足元がツルツル滑り、生まれたての小鹿状態です。このまま諦めて帰ろうか?いやいや、それでは入場料2500円を捨てることになります。頑張って隅っこの方で「立つ練習」と「歩く練習」。子供連れの周りのお母さんたちの冷たい視線なんて気にしていられません。へっぴり腰のペンギン歩きも少しは恐怖感が薄れてきました。
よし、一周してみるかと、スケートリンクのヘリの壁にしがみつきながらもなんとか一周の旅を終えて最初の地点へたどり着きそうなときにスッテーンと派手に転びました。意識は失っていないか、どこかの骨が折れていないか、どこかから大量出血していないか(笑)。一応死んでいないことを確認してリンクをヘビのようにはいつくばってへりまでたどり着きました。周りのお子さまたちの冷たい視線なんて気にしていたら何もできません。
さてリンクを一周したから帰ろうかと思った時に目に飛び込んできたものは・・・
小さな人形の形をした「子供用のソリ」です。これをお年寄りの歩行器のように両手で押さえて滑れば転倒の心配がありません。みると20分500円と書いてあります。よしあれを借りてリベンジだ!設置場所に行くとスタッフの若者の「大人が借りるの?」という冷たい視線を浴びましたが、大人が借りてはいけないという法律なんてありません(笑)。さっとポケットから取り出した500円玉を手渡して、新兵器を奪い取り再びリンクへ。

するとどうでしょう!これはすごくいいです。転倒の心配もなく、人形型のソリに体重を少しかけるだけでスイスイ前に進みます。リンクをこれ見よがしに滑っている上級者たちも難なく追い抜き、私は一躍リンクの主役へ躍り出ました。(周りからは子供用そりで駆け回る爆走ジジイと映っていても関係ありません!)

20211227リンク

数周回ったところで休憩しようと思ったのですが、とにかくソリは20分後には返さなくてはなりません。1分も無駄にできないのです。さらに気持ちよく数週回ってソリを返却しました。
さて、この辺が引き際かとも思ったのですが、せっかく勘を少し取り戻したところなのでもう少し滑って帰ろうと思いリンクをさらに2周しました。へっぴり腰のヨチヨチ滑りですが、それでも最初の一周目と比べたら大進歩。
滑って転んで、とても楽しいひと時でした。チャンスがあったら今シーズン、またスケート場に行こうと思っています。その時もまた人形型の子ども用ソリのお世話になる予定です。

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