一粒で二度おいしい? ― 2013年10月17日 21時49分02秒
<57日目からのなぞ>
去年久しぶりに母校へ行ったとき、新しく保育ルームができていました。今から30年前、学生といえば若くて独身者だけでしたが、現在の大学生の中には当然結婚していたり、子どもがいる人もいることでしょう。ただ保育ルームには「生後57日目から小学校入学までお預かりします」と書いてありました。60日ではなく57日目と細かく書いてあったことが不思議でした。今日手話教室でその話をしたところ、「赤ちゃんが生まれて8週間(7日×8週間=56日間)は産休が取れるので、その次の日から預かりますということだと思いますよ」とある生徒さんが言いました。なるほど!57日目という謎が今日やっと解けましたよ!
<ゆっくりゆっくり>
私の妻と次女はとにかく速読であっという間に一冊の本を読み終えてしまいます。いつもすごいなぁと感心しています。ところが先日、何気なくテレビで「放送大学」を観ていたら、「遅読のすすめ」という講義をやっていました。これは1ページを1週間かけてゆっくり読むというものです。まず1ページを読んだら月曜日にその感想を書きます。そして火曜日にも同じページをもう一度読み、感想を書きます。こうして水・木・金・土・日と1週間書き続けることによって同じ文章を読んでも感じ方が変わっていくという自分の変化に気がつくという内容でした。
なるほど!これを続けると1年間で52ページしか読めないことになります。私の人生の残りがあと27年だとすると1400ページ、本が4冊ぐらいしか読めない計算になってしまいます。実践しようとは思いませんが、速く走るときと遅く走るときでは見える風景が違ってきます。「遅読」はある意味で新しい発見がある読書の方法かもしれませんね。
去年久しぶりに母校へ行ったとき、新しく保育ルームができていました。今から30年前、学生といえば若くて独身者だけでしたが、現在の大学生の中には当然結婚していたり、子どもがいる人もいることでしょう。ただ保育ルームには「生後57日目から小学校入学までお預かりします」と書いてありました。60日ではなく57日目と細かく書いてあったことが不思議でした。今日手話教室でその話をしたところ、「赤ちゃんが生まれて8週間(7日×8週間=56日間)は産休が取れるので、その次の日から預かりますということだと思いますよ」とある生徒さんが言いました。なるほど!57日目という謎が今日やっと解けましたよ!
<ゆっくりゆっくり>
私の妻と次女はとにかく速読であっという間に一冊の本を読み終えてしまいます。いつもすごいなぁと感心しています。ところが先日、何気なくテレビで「放送大学」を観ていたら、「遅読のすすめ」という講義をやっていました。これは1ページを1週間かけてゆっくり読むというものです。まず1ページを読んだら月曜日にその感想を書きます。そして火曜日にも同じページをもう一度読み、感想を書きます。こうして水・木・金・土・日と1週間書き続けることによって同じ文章を読んでも感じ方が変わっていくという自分の変化に気がつくという内容でした。
なるほど!これを続けると1年間で52ページしか読めないことになります。私の人生の残りがあと27年だとすると1400ページ、本が4冊ぐらいしか読めない計算になってしまいます。実践しようとは思いませんが、速く走るときと遅く走るときでは見える風景が違ってきます。「遅読」はある意味で新しい発見がある読書の方法かもしれませんね。

<両国でお芝居を観てきました>
今日は両国で日本ろう者劇団のお芝居「観客席」を観てきました。これから観る方も多いと思いますので詳しいことは書きませんが、寺山修司と米内山明宏さんの時代を超えたコラボはファンにはたまらない舞台になったと思います。
実は私の友人であるAさんが出演する週末のチケットを予約したところ、同じ劇団員のYさんから「Aさんが演じるその同じ役をダブルキャストで私が演じるので木曜日にもぜひ観てください」と連絡があり、今夜も行くことにしました。Yさんからは、「一粒で二度おいしいですよ!」と言われました。チケットは2枚買ったので一粒ではありませんが、まぁでも同じ役をふたりの友人がどのように演じ分けるのか、週末に楽しみに観てきたいと思います。
今日は両国で日本ろう者劇団のお芝居「観客席」を観てきました。これから観る方も多いと思いますので詳しいことは書きませんが、寺山修司と米内山明宏さんの時代を超えたコラボはファンにはたまらない舞台になったと思います。
実は私の友人であるAさんが出演する週末のチケットを予約したところ、同じ劇団員のYさんから「Aさんが演じるその同じ役をダブルキャストで私が演じるので木曜日にもぜひ観てください」と連絡があり、今夜も行くことにしました。Yさんからは、「一粒で二度おいしいですよ!」と言われました。チケットは2枚買ったので一粒ではありませんが、まぁでも同じ役をふたりの友人がどのように演じ分けるのか、週末に楽しみに観てきたいと思います。
コメント
_ 桃 ― 2013年10月18日 23時47分34秒
_ 釈千手 ― 2013年10月19日 08時05分19秒
桃さんへ
初めて手話劇をご覧になったのですね。
ひとことで手話劇と言っても内容はいろいろです。
米内山さんの芝居はどちらかというと「つまり何?」「ここ笑うところ?」「これで終わり?もう帰って大丈夫?」と不安になる抽象絵画のような作品が多いです。私はそれが大好きなのですが、ストーリーのあるお芝居を期待している人にとっては眠くなってしまうのかもしれません。特に今回は寺山修司さんの作品でしたからなおさら不思議な世界感でしたね!これからもいろいろな作品をご覧になってください。
さて、指文字・・・そうですねぇ。やはり練習は大切ですね。私が金曜日に手話を教えているクラスでは毎回2時間中、最初の20分間を指文字練習に当てています。
始めた頃と比べると皆さんだいぶ読み取れるようになってきましたよ。簡単なものから初めて「また読めた」「今日もわかった」というような小さな成功体験を積み重ねていくことが大事だと思います。
コメントありがとうございました。
初めて手話劇をご覧になったのですね。
ひとことで手話劇と言っても内容はいろいろです。
米内山さんの芝居はどちらかというと「つまり何?」「ここ笑うところ?」「これで終わり?もう帰って大丈夫?」と不安になる抽象絵画のような作品が多いです。私はそれが大好きなのですが、ストーリーのあるお芝居を期待している人にとっては眠くなってしまうのかもしれません。特に今回は寺山修司さんの作品でしたからなおさら不思議な世界感でしたね!これからもいろいろな作品をご覧になってください。
さて、指文字・・・そうですねぇ。やはり練習は大切ですね。私が金曜日に手話を教えているクラスでは毎回2時間中、最初の20分間を指文字練習に当てています。
始めた頃と比べると皆さんだいぶ読み取れるようになってきましたよ。簡単なものから初めて「また読めた」「今日もわかった」というような小さな成功体験を積み重ねていくことが大事だと思います。
コメントありがとうございました。
_ サイド ― 2013年10月20日 20時41分40秒
プレビュー観ました。
寺山修司さんの天井桟敷が、渋谷の明治通り沿いに看板を掲げていた頃、その刺々しさに身を引いてしまった思いがあります。(今思えば、残念な事をしました)。
「寺山修司少女詩集」・・・どうしたらこんな詩が書けるんだろうと今、唸っています!
寺山修司さんの天井桟敷が、渋谷の明治通り沿いに看板を掲げていた頃、その刺々しさに身を引いてしまった思いがあります。(今思えば、残念な事をしました)。
「寺山修司少女詩集」・・・どうしたらこんな詩が書けるんだろうと今、唸っています!
_ 釈千手 ― 2013年10月21日 09時54分32秒
サイドさんもプレビューにいらしてたんですね!
いゃー、改めて寺山修司さん、米内山さんの凄さに驚かされます。
特にプレビューでは「これは実験?」「それとも台本どおり?」と不思議感いっぱいでしたね。
天井桟敷・・・うーん今思えば観ておいたら良かったですね。
コメントをありがとうございました。
いゃー、改めて寺山修司さん、米内山さんの凄さに驚かされます。
特にプレビューでは「これは実験?」「それとも台本どおり?」と不思議感いっぱいでしたね。
天井桟敷・・・うーん今思えば観ておいたら良かったですね。
コメントをありがとうございました。
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隣の方が始まったばかりですでにこっくりこっくりされていて、トータルすると上演中半分位寝ていたのが気になりましたが(笑)
正直内容は難しかったですが(^ω^;)初めての経験で、新鮮でした(*^_^*)
話は逸れてしまいますが(^ω^;)
指文字をスムーズに読み取れるようになるコツなどはありますか?
やっぱり、練習あるのみ、でしょうか(~_~;)