魅惑の輝き ― 2020年08月08日 20時20分53秒
安物のTシャツ、ボサボサの髪。有理子がデパートの宝石 売り場で「すみませ~ん」と声を掛けても店員は誰も近づ いては来ない。「すみません、こちらを見せていただけま せんか?」やっと来た店員は、有理子の指に光った指輪を 見て顔色を変えた。24石のダイヤモンドが2文字に並ん だ高価な指輪。彼女は自分の容姿と服装をバカにしていた 相手が、自分の身に付けている高価な宝飾品を見たとたん に態度を変える様子を見るのが大好きだった。
借金をしてでも美しい宝石で自分を飾りたい、他人より高 価な宝飾品で身を飾りたいという女性の心理はなかなか男 性には理解しにくいものです。
でも女性の皆さま、お気を付けください。あまり夢中にな るとこの本の主人公みたいになってしまいますよ。
借金をしてでも美しい宝石で自分を飾りたい、他人より高
でも女性の皆さま、お気を付けください。あまり夢中にな
「魅惑の輝き」
乃南アサ著 廣済堂
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