釈千手の日記帳

アメリカの歌手Lizzo(リゾ)さん。

歌の中で「彼はあなたのことをもう愛していないよ。メソメソしてちゃダメ。髪型変えて、ネイルも変えて、プールへ新しい恋を探しに行かなきゃ。あなたはとってもきれいなんだから」と語りかけるように歌い、全米の10代の女の子たちに支持されています。私は彼女が表情豊かに歌うところがとても魅力的だなと感じています。

ところが6月10日に発表された新曲の歌詞について問題が起きました。「I am spaz 私はおかしくなりそう」の「spaz」ということばが障がい者に対して・頭がおかしい・動作が鈍い・能力がないという意味で使われている差別的なスラングだという指摘です。

これに対してリゾさん側は素早く対応して13日には歌詞を「Hold me back私を止めて」に変更しました。さらに、私自身黒人で、女性で、とても太っているから今までにずいぶん差別的なことばを浴びせられてきた。今回のことは決して誰かを傷つけようとした訳ではないことはわかって欲しいと述べています。

それにしても、間違いを素直に謝罪し、そしてすぐに対処できることは素晴らしいと感じました。