釈千手の日記帳

今日の午前0時、村上春樹さんの7年ぶりの新作「騎士団長殺し」が発売されました。書店の前にはファンの人たちの列ができ、店内には毛布などが用意された読書コーナーも。買った本をすぐに読みたい！という人たちの要望に応えました。(朝6時まで開設したそうです！)

さて、今日は私が教えている大学の附属小学校で、手話についての話をしてきました。この小学校では「つなぐ手」という授業の中で盲導犬と触れ合ったり、水俣病について考えたり、正しいお箸の使い方を学んだりしています。今回は手話を学ぼうというテーマでした。小学3年生65人。事前にもらった子どもたちの質問には「手話通訳士には何才からなれますか？」とか「1年間に何人ぐらいの耳の聞こえない人に会いますか？」などのかわいい質問をもらっていました。

さて、今日実際にホールで話を聞いてもらう時に私が子どもたちに問いかけると、非常に反応がよくみんなが手を上げて応えてくれます。意表をつかれる回答も多く「介助犬は脱がせたくつ下をどうすると思う？」と私が聞いたら「食べちゃう！」という答えがあり思わず笑ってしまいました(正解は洗濯かごに入れるでした。)

地元相模原市で活動している「土の会」から難聴者3名と要約筆記者3名の方にも来ていただきました。子どもたちは覚えた手話を見てもらいたくて仕方がないようです。難聴者の皆さん前に順番に並んで披露してくれました。最後には子どもたちから手話歌のプレゼント。一生懸命歌う姿にジーンときました(^^)vその後、みんなと給食を食べてお別れ。

さて午後は、高田馬場での手話教室。終了後は神楽坂のレストランで遅くなった新年会でした(笑)。おりしも今日は、プレミアム・フライデー。政府が国内需要の拡大のために、毎月最終金曜日は3時に会社を終わらせて外食したり、旅行へ行こうという(ちょっと的外れ？)な政策の初日でした。神楽坂の街はなんだかいつもより混雑しているような感じでした。そんな中、私たちのグループはお店のイケメンフランス人スタッフにキャーキャー言いながらワインを飲んで盛り上がっていました(笑)。