アラビアの女王2017年02月01日 20時27分44秒

今日は1日、そう、映画が1100円で観られる日です。(1000円だと思っていたそこのあなた!いつの間にか1100円に値上がりしていました)
今日観た映画は、「アラビアの女王」です。
主演はニコール・キッドマン。知的で勇敢な英国女性を上品に演じていました。

0201アラビアの女王

この映画を観て思い出したことが3つあります。
ひとつは映画「アラビアのロレンス」です。実はこの映画にもロレンスがちょっと登場しますが、同じ時代に似たような価値観を持った女性がいたということに驚きました。(二人とも実在の人物です。)
ふたつめは、今から20年ぐらい前に訪れたヨルダンの旅です。ペトラの遺跡、そして遺跡に住むベドウィンの人たち。らくだと砂漠・・・映画のシーンと実際に見た風景とが重なります。ある意味ベドウィンの人たちの生活というのは100年経っても200年経っても基本的には変わらないのかもしれませんね。
3つめはさだまさしさんの話だったでしょうか?中国の砂漠を旅した女性が山賊に捕まった時に、山賊の親分にひるむことなく交渉をしたという話。ただこの話、ネットで検索しても引っ掛からないので、もしかしたら別の人の話かもしれませんが・・・(どなたかご存じでしたら教えてくださいませませm(__)m)

他には、「私は辛いことがあるといつもこの花園に来るの。ナイチンゲールがたくさんいて彼女たちの美しい鳴き声に癒されるわ」「素敵ね。でも夢を壊すようで悪いけど、確か鳥の中で鳴くのはオスだけじゃなかったかしら」というせりふが印象的でした。もし、この映画をご覧になるのでしたら是非アラビアのロレンスを先に観ておくことをオススメします。

「アラビアの女王~愛と宿命の日々~」2015年 アメリカ映画

宮崎駿氏の自由さに・・・(笑)2017年02月02日 22時16分22秒

友人に勧められて宮崎駿著「本へのとびら」を読みました。
これは創刊60周年を記念して、岩波少年文庫400点の中から映画監督の宮崎駿氏がお勧めの本を50冊選ぶというものです。前半は選んだ50冊の本についての紹介、後半は自分と読書について語っています。
ところがご本人は、「岩波少年文庫は学校にはなかったので、よく読んだのは他の出版社の名作物のダイジェスト」とか「貸し本屋でよく見たのは講談社の世界名作全集」などと述べています。少しは岩波出版に気を遣っても良いのではないでしょうか(笑)?
さらには、「最初に選んだら10冊ぐらいにしかならなかった←えっ?」「紹介した本の中には読んでいないものもある←ええっ?とりあえず読みなさいよ(笑)」「僕はこの本は何回読みかけても最後まで読めません←読めよ(笑)!」など、宮崎氏だから許される自由さで溢れています(笑)。極め付けは「本なんか50冊も要らない、1冊あれば充分」。流石にこれには笑いました。やっぱり大物は違うなぁと思いました。

0202本へのとびら

50冊の中には、
・「星の王子さま」
・「ふしぎの国のアリス」
・「長い冬」
・「西遊記」
など、いわゆる定番のものも多くあります。

それ以外で私が興味を持ったものを宮崎氏のコメントと共に紹介させていただきますね。

・「まぼろしの白馬」←僕はこの本を69歳にして初めて知りました。
・「ファーブル昆虫記録」←昔はフンコロガシと言っていた昆虫も、今ではオオタマコガネと名前が代わりました。
・「聊斎志異」←原作にはたくさんのあやしい話や色っぽい話が載っていますが、少年文庫ですからは当然それらはカットされています。
・「ぼくらはわんぱく5人組」←それにしても・・・この本の題名はひどいと思います。「馬の首の下で」とつけた方が良い位です。

どうですか?最後まで宮崎節が炸裂している感じですねぇ(笑)。この本は子どもたちに向けたメッセージとも取れますが、ある意味では大人でも十分に楽しめる1冊だと思います。

「本へのとびら~岩波少年文庫を語る~」
宮崎駿著 岩波新書(1332) 1000円+税

大勢の方が楽しいでしょ?2017年02月03日 22時19分58秒

手術まであと1ヶ月半となり、入院についての説明を受けてきました。
だいたいのことは医者任せになるのですが、唯一自分で決められることと言えば部屋ぐらいでしょうか?
差額ベッド代は、
4人部屋なら8640円
2人部屋なら1万800円
1人部屋なら3万240円
特別室なら7万1280円
そしてそれぞれにシャワーの有無、専用面会室の有無によっても金額が変わります。

0203室料

でもねぇ・・・
お金がもったいないというのが第一なんですが、たった4日とはいえ個室なんて寂しいですよね。
9年前の入院の時もそうでしたが、大部屋の方が皆さんと楽しく話ができて楽しいですよね。中には、今でもメールのやり取りをしている人もいます。
それぞれの部屋の説明が全て終わったところで、「では大部屋で!」と即答した私でした(笑)。

何となく似ている(笑)!2017年02月04日 21時25分38秒

土曜日の手話教室。
いつもは終わるとすぐに帰らなくてはならないのですが、今日は時間に余裕があったので皆さんとランチ。
一人の生徒さんが私のためにこんな可愛いおにぎりを作ってきてくださいました。よく見ると何となく似ていませんか?私に。(笑)

それにしても、こうやってみんなで食べるのって楽しいですね。
煮豆、梅干しの砂糖付け、カツサンド、ミカンなど・・・
いろいろとお裾分けもまわってきます。

0204お弁当

勉強会は午後も継続するのですが、食事が終わったところで「食い逃げみたいで申し訳ないのですが、そろそろ失礼します」と言ったら「谷さんはいつも食い逃げですね(笑)!」と言われてしまいました。(^^;
まぁ、事実なんですけど・・・。

土の会の皆さん、今日は美味しいお弁当と楽しいおしゃべりの時間をありがとうございました。

チケットを必死に売っていました(笑)2017年02月05日 13時16分18秒

1月15日(日) 早朝寄席 鈴本演芸場
<18>「たいこ腹」柳亭こみち
話し方がとっても男前の女流落語家さんです。
<19>「すぶや」三遊亭粋歌
あのね、東京ではすぶやのことはしぶやっていうんだよ(笑)。
<20>「紙入れ」林家まめ平
この肝の座ったおかみさん、大好きです。
<21>「自由が丘の由来」柳家やなぎ
新作です。ローカルネタも多く楽しかった~。

0115早朝寄席

2月5日(日) 早朝寄席 鈴本演芸場
<22>「鮑のし」鈴々舎馬るこ
日春富士の昔の名前安馬と、海の海女をかけるとは!
<23>「クイズの王様」林家ひろ木
マクラは喜久扇師匠の楽しいエピソードでした。
<24>「ねぎまの殿様」三遊亭時松
殿は早口で言われた「ねぎま」を「ニャー」と聞き間違えました。
<25>「唖の釣り」春風亭朝也
地元の不忍池が舞台ですね。
<26>「明鳥」柳家ろべえ
子どもがいるけど強行突破で郭の話。

0205早朝寄席

いつも早朝寄席は演者が4人なのに、今日は5人。どうしてかなと思ったら、皆さんはこの春から真打ちに昇進、つまり今日は5人の卒業公演だったのです。

でも皆さん、ロビーで必死にチケットを手売りしています。なるほど!今までは二つ目といういわば会社員のような立場だったのが、これからは中小企業の社長のような立場になるのですものね。
名前も変わるのかな?5人の皆さんのますますのご活躍を期待しています。

こみちさん、粋歌さん、まめ平さん、やなぎさん、馬るこさん、ひろ木さん、時松さん、朝也さん、ろべえさん、楽しいお話をありがとうございました。

青春の音楽2017年02月06日 21時42分04秒

青春時代、一番よく聴いていた洋楽といえば、やっぱりサイモン&ガーファンクルでしょうか?
そのカバーバンド、ザ・サイド・オブ・ア・ヒルさんのライブが4ヶ月に一度、四ッ谷のカフェで開かれています。昨日はそのライブに行ってきました。

0205ザ・サイド・オブ・ア・ヒル

前半
0)ソング・フォー・ジ・アスキング(竹中氏)
1)早く家に帰りたい
2)4月になれば彼女は
3)アメリカ
4)コンドルは飛んでいく
5)エミリー・エミリー
6)アイ・アム・ア・ロック
7)スカボロ・フェア
8)キャッシーの歌
9)フィーリング・グルービー
10)動物園にて

後半
0)風に吹かれて(松本氏)
1)ハート・イン・NY 
2)真冬の帰り道
3)旧友
4)明日に架ける橋
5)ボクサー
6)アメリカの歌
7)木の葉はみどり
8)サウンド・オブ・サイレンス
9)アンコール曲
ミセス・ロビンソン

この日は雨と暖房でチューニングが大変そうでした。
ゲストの竹中さん、松本さん、そして三上さん、中林さん、素晴らしいギターテクニックと、息の合ったハーモニーをありがとうございました。

いろいろと学んできました!2017年02月07日 22時27分49秒

今日は東京消防庁で行われた防火管理者教習(1日目)を受講してきました。
私の住むマンションには以前防火管理者の資格を持っている人がいたのですが、5年間の有効期限が過ぎ、その方は「自分が再受講をして資格を更新するより、誰か若い人に仕事をバトンタッチしたい」というご要望でした。結局マンションの理事会で話し合った結果、私がこの教習を受けることになったという訳なのです。

0207防火管理者教習

そんな理由があったにせよ、学ぶということはやっぱり楽しくためになるものですね。私が特に印象に残った話をいくつか書かせていだきますね。
(1)二酸化炭素で消火
大型の店舗などでは天井にスプリンクラーが付いています。ただし、パソコンとか高価な絵画などがある部屋の場合は水ではなく二酸化炭素で消火するそうです。それを酸素を遮断して消火するので「窒息法」と呼びます。この場合、もし部屋の中に人が残っていたら窒息死してしまいます。そこで人員の避難を済ませてから消火に当たるとのことです。
(2)非常口への誘導灯
よくデパートなどでみどり色の誘導灯を見かけます。この誘導灯の中には、非常時には聴覚障がい者用にフラッシュが点滅するものや、視覚障がい者用に音声でも誘導してくれるものがあるそうです。こんなところにもバリア・フリーが広がっているというのはうれしいことですね!
(3)男性の声、女性の声
大きなビルなどで非常ベルがなった時に「地下駐車場で火災報知器が作動しました。現在確認中です。」というアナウンスは、皆さんを落ち着かせるために女性の声にしているそうです。その結果、火災だとわかったら「火災です。係員の指示に従って避難してください」というアナウンスは、直ぐに行動に移って欲しいことからやや命令口調の男性の声なのだそうです。

さてさて明日はこの教習の2日目です。無事に甲種防火・防災管理者の資格がとれるよう、明日も頑張ります。