一度例をやってみる2018年09月10日 17時27分02秒

今日の手話サークルは「敬老会」でした。いつもの手話学習ではなく、ゲームなどで楽しく交流しました。
<お祝いの飾りもの>
参加者は7~8人ずつ8つのグループに別れて座ります。私はダイコンチームへ。
リーダーが「皆さん、まず折り鶴をひとつ折ってください」と言います。もちろん私たちは日本人ですから全員折り鶴を作ったことはあるはずですが、いざ折ろうとするとなかなか難しいですね。リーダーに教えてもらい何とか8つ折り、鶴と亀の飾りものを作りました。

20180910折り鶴

<例をやってみる>
その後、いくつかのゲームをやりました。面白かったのは、リーダーが一人ずつの背中に文字を一文字書き、それをみんなで発表し合い、ひとつの文章を作るというゲームです。とっても楽しかったのですが、聞こえない人にはゲームの説明がなかなか理解しにくかったようです。
このような場合、私がいつもやるのは、一度例を示すということです。例えば、会場から4人の人に前に出てもらい、一人ずつの背中に「だ」「も」「と」「ち」と書きます。それを黒板に書き「隠されたことばは?」と聞くと、並び替えて「ともだち」が正解だとわかりますね。このようなゲームです、と説明してから本番をやるとスムーズに進められるのではないかなと感じました。
<70才以上の方は>
そして最後に70才以上の方の名前を読み上げ、前に出てきてもらいお祝いの品物をプレゼントします。前に出た人は全体の半数まではいかないものの、20人は越えています。日本人の3人に1人は高齢者ですが、手話サークルもまさにそうですね~。
最初に作った鶴と亀の飾りものをもらった内の一人が「私は要らないけど誰かほしい人はいますか?」と言うので私がいただいてきました。今度母のホームに行ったときに母にプレゼントしてこようと思っています。
行事班の皆さん、今日は楽しい敬老会を開催してくださりありがとうございました。