ショウガとニンニク2015年08月03日 22時24分01秒

今日は都内の、とある小さな手話サークルへおじゃましました。
東京には会員数が100名ぐらいの大きな手話サークルもありますが、こちらは小さいながらも、聴覚障がい者1名を中心に、健聴者5人の固定メンバーが変わることなく長く活動を続けています。素晴らしいことですね~。

0803ショウガ

手話学習の中で「残念」と「失敗」という手話表現があいまいな人がいました。「基本単語で、しかもよく使うことばですからしっかり覚えてくださいね」と言うと、ある人から、「それで思い出しました。私はいつもショウガとニンニクの手話があいまいになってしまいますが、違いは何でしょうか?」と質問を受けました。さてそう改めて聞かれると私も自信がありません。

「ショウガ」=摺り下ろすしぐさ
「ニンニク」=人さし指と親指で鼻をつまんでから摺り下ろすしぐさ
と答えましたが、それ以外にも表現があったような気がします。思い出せないので宿題にさせていただきました。
帰宅していろいろと調べてみたところ上記の表現の他に、

「ショウガ」=折り曲げた右手中指(他の4指は握る)を左手の上で擦る
「ニンニク」=右手人さし指と中指で輪を作り(3指は伸ばす)左手の上で擦る
「ワサビ」=右手親指を左手の上で擦る

というものもありました。質問をしていただいたおかげて私もこれらの違いをハッキリと認識することができました。
Tさん、皆さん、今日は楽しいひとときをありがとうございました。