釈千手の日記帳

今朝は朝練講談会で日本橋へ。

今月は大学のスクーリングや旅行などがあり、寄席には2日のすごもり寄席(巣鴨)、14日の五日連続怪談読み(日暮里)へ行っただけです。久しぶりの朝練となりました。

今日は前座勉強会。

桶屋の源助は、仕事もうまくいかずお嫁さんも来ず・・・困ったところに菅原道真の霊からのお告げで短歌の下の句を教わる。京都から江戸への旅に出たところ、加賀の殿様が作った短歌の上の句に誰も下の句が作れない・・・正直に生きることの大切さを教えてくれるお話し。いちかさんは可愛らしいピンクのお着物でした。

抹茶色？の落ち着いたお着物に横に縞の入った帯、ショートヘアーで爽やかに登場しました。みのりさんが余り力を入れずに張り扇をポンと抑え気味に叩くのが好きです。

他流試合に来た宮本武蔵を、接待すると見せかけでスキをうかがう。熱湯風呂で茹でで殺そうと画策するのだが・・・昔も今も熱湯風呂というのは盛り上がりますねぇ。

今日は前座勉強会でしたが、トリはゲストの琴柑さんが登場。マクラは自分の前座時代の楽しい話でした。和歌山のおいしいミカンですが、これだけ海が荒れていると舟で江戸に届けることはできない。このまま腐らせてしまうのか・・・お馴染みおめでたい出世話です。

いちかさん、みのりさん、琴柑さん、今日は良いお話をありがとうございました。