紅葉の髙尾山へ2012年11月11日 17時29分07秒

<紅葉>
今日は髙尾山に行ってきました。天気予報は「曇りのち雨」だったのですが、雨の降り始めは午後3時くらいとのこと。今日を逃すと紅葉の時期に来られそうもないので思い切って行ってきました。紅葉は、山頂よりも山麓のモミジ、イチョウの方がきれいだった気がします。

山頂にある木のベンチでお弁当を食べていると、正面にいたご年配の夫婦がいろいろと話しかけてきました。ご主人はペロンベロンに酔っています。
「こんな低い山なのにケーブルカーなんて乗っちゃダメでしょ!」
「あんたにとって髙尾山とはどういう山ですか?」
「お酒飲めるんでしょ?だったら一杯付き合いなさいよ。」
奥さんは恐縮していましたが、私には楽しいひとときでした。二人は一番険しい稲荷山ルートを登ってきて、同じくハードなびわ滝ルート※から下山する予定とのことです。「午前中は富士山がきれいに見えたのですよ。もう2時間早く来れば良かったですね」と教えてくれました。
※現在びわ滝コースは危険防止のため登りの一方通行となっています。

<親は何を教えているの?>
山頂で子どもが「お父さーん、ゴミ箱どこ?」と聞いていました。おいおい、観光地とはいえ、髙尾山も立派な山ですよ。ゴミは家まで持ち帰るのがマナーでしょ?
下山の時、小学生ぐらいの男の子が私を山側から追い抜きました。おっと、危ない!山道で人を追い越すときは必ず「お先に失礼します」と一声かけないと危ないよ!
さらに下っていくと、前の方で男の子たちが谷側に向かってみんなで石を蹴っていました。私はとうとう我慢ができなくなって「ねぇねぇみんな!もしかしたらこの下に人や動物がいるかもしれないよ。当たったら危ないから絶対に石を下に投げたり、蹴ったりしないでね」とできるだけやさしく言いました。でもその子たちは、「ごめんなさい」とも言わないし、親も「ありがとうございます」とも言いません。
おぃ親!山に来るなら最低限のマナーを子ども教えておきなさいっ!

<野鳥>
リフト駅近くまで降り、ちょっと休憩しているとひとりの女性が谷に向かって大きく手を伸ばしていました。近づいてみると、野鳥が手のひらから木の実をついばんでいました。手に乗るのは一瞬ですが、2~3羽が入れ替わり飛んで来ます。「何の鳥ですか?」と尋ねたら、「私もわからないのですが、ここのスタッフの方が餌付けをしたそうです」と答えてくれました。それにしても、野鳥が人の手からエサを食べるなんて、そうとう根気よく餌付けをしたのでしょうね?

1111髙尾山のキビタキ?

食べに来る鳥はジョウビタキルビタキ?と思ったのですが、帰宅してインターネットで調べてみたら、どうやらキビタキ?のようでしたが自信がありません。誰か詳しい方がいたらぜひ教えてくださいね!