鶴亀算を知りませんか!? ― 2016年06月09日 22時08分11秒
今日は月に一度渋谷で開催している勉強会「てぃぐる」の日でした。
その中で「鶴亀算(つるかめざん)」の話になりました。
鶴と亀が池の周りに集まっています。頭の数を数えたら16、足の数を数えたら44でした。鶴と亀、それぞれ何匹いるでしょうか?というような問題です。
もちろん連立方程式で、
x+y=16
2x+4y=44
と計算することもできますが、江戸時代からわれわれ日本人は下記のような計算方法で答えを出してきました。
先ず全部を鶴(または亀)と想定してみます。
足の数は16×2=32
しかし実際は44本なので、その差は、
44-32=12本
鶴と亀では足の数の差が2本ですから、
12÷2=6
つまり亀は6匹、鶴は、
16-6=10匹となります。

ところがこの話をしたとき、生徒さんの反応がとても薄かったのです。そこで皆さんに改めて訊ねてみたところ、学生時代に鶴亀算をやったことがあると答えた人はたった2人だけでした!
今は学校では教えなくなったのでしょうか。皆さんは鶴亀算を知っていますか?もっともこの計算ができても社会では全く使う機会はありませんよね。というか頭の数を数えた段階で鶴と亀の数はわかるはずですけどねぇ(笑)!
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