ソ・ド・ファ♯2016年05月01日 22時17分40秒

劇団四季の「ウェストサイド物語」を観てきました。
映画版はアカデミー賞10部門を獲得し、日本でも封切り後、73週のロングラン上映されました。私たちの親世代でウェストサイドを観たことがない人はいないぐらい日本ではポピュラーな物語ですね。
アメリカ人の不良グループ「ジェット団」とプエルトリコからの移民による「シャーク団」の抗争を歌とダンスで見事に表現しています。

0501ウェストサイド物語

作品そのものはもちろん素晴らしかったのですが、私が最も感動したのは、パンフレットに書かれたいた宮川彬良さんの文章でした。
このミュージカルではソ・ド・ファ♯という旋律が繰り返されます。ソとドは響き合う良い関係の音なのに対してドとファは互いに受け入れない不調和の音。
これを宮川さんはドをジェット団、ファ♯をシャーク団、またはドを主人公トニー、ファ♯を恋人マリアに見立てて分析しています。
バーンスタインが本当にそう考えていたかどうかは不明ですが、音楽家ならではの解説ですね。
劇団四季のキャスト、スタッフの皆さん、今日は素敵な舞台をありがとうございました。

さてここからが面白いところなのですが・・・2016年05月02日 20時07分47秒

日曜日の朝9時半からやっている朝練講談会。GW期間中は十日間連続読みの会です。私も十日間全てという訳にはいきませんが、都合が付く日には出来るだけ参加したいと思っています。
4月30日(土)
<64>「青竜刀権次(第二話)偽札」
玉川大福/玉川みね子
アオイが枯れてキクが咲く、これだけで江戸時代から明治時代に変わったことを表現できるなんて浪曲は凄いですね。
65>「清水次郎長伝荒神山の間違い(第二話)三本椎ノ木お峰の茶屋」
神田春陽
「まるで昨日のことのように」には大爆笑。このお婆は度胸も座り、シャーロックホームズ並の分析力を持っているのには驚きました。

0502十日間連続読みの会

5月1日(日)
<66>「青竜刀権次(第三話)爆裂お玉」
玉川大福/玉川みね子
7年投獄されても5年投獄されても懲りないヤツですね。この話第三話まではだいたい同じですが、第四話から講談と浪曲では内容が変わってくるとのこと。今後が楽しみです。
<67>「清水次郎長伝荒神山の間違い(第三話)飯田の焼き討ち」
神田春陽
確かにスピンオフって講談だけでなく歌舞伎の世界でもよくありますね。それにしても女装してマージャンとは(笑)!

ところで落語と違い講談や浪曲では、本来連続読みが普通だったそうです。「さていよいよここからが面白いところなのですが、残念ながらお時間です。続きはまた明日・・・」と話を引っ張る事がよくあり、それが連続読みの魅力になっています。まるで連載物のコミック(マンガ)のようで面白いですね。

♪え~ぼ~し~岩が遠くに見え~る♪2016年05月03日 20時47分45秒

今日は友人4家族で、茅ヶ崎に遊びに行きました。朝は「えぼし岩遊覧船」に乗りました。実は、前日、そして当日の朝まで「強風が予想されるため、運航は中止の可能性大」と言われていたのですが、何とか出航出来ました。これもひとえに私たちの日頃の行いのなせる業でしょうかねぇ(笑)?

0503えぼし岩

お昼は、河童というお店へ。ここは普通の民家を改装した?季節料理を出すお店で、お客は一日昼1グループ、夜1グループしか予約できないのだそうです。まさに隠れ家的なお店ですね。おばさんがたった一人で切り盛りしています。

0503河童

出される料理は茅ヶ崎名物の生シラスがもちろんメインなのですが、それ以外にも新鮮で美味しいものばかりが出てきます。

0503タコの卵

その中で特に私が気に入ったものが3つありました。
ひとつはタコの卵(上の写真)です。最初見たときはツナ?かと思いましたが(笑)、歯応えがあり小魚を食べているような不思議な珍味でした。2つめは、えぼし岩のヒジキです。普通のヒジキよりやや長めで、圧力鍋を使うと15分でも炊けるそうですが、こちらでは6時間かけて炊くそうです。やっぱりツヤと風味が全然違いますね。それから3つめは、みかんジュースです。お願いするとおばさんが庭の樹からみかんをひとつ採って来て、それを絞りソーダで割ってくれます。ほのかに酸味があり、さっぱりしていて美味しかったです。

その後は、茅ヶ崎の街を散策したり、カフェでおしゃべりをして帰ってきました。
Uさん、Kちゃん、Mさん、Nちゃん、Aくん、Hちゃん、今年も楽しい企画をありがとうございました。

ドナウ川・テムズ川・モルダウ川2016年05月04日 22時29分32秒

毎年5月3日、4日、5日に行われる音楽祭、ラ・フォル・ジュルネへ今年も行ってきました。

09時30分 ハンガリー・ジュール・フィルハーモニー管弦楽団
美しく青きドナウ」などJシトラウスなどの有名なワルツ、ポルカなど。私は鳥の鳴き声がたくさん入っている「クラップフェンの森にて」が一番印象に残りました。
12時10分 塙美里(サックス)・宮野詩織(ピアノ)
ピアゾラの「」など。私たち日本人はは鮫と聞くと怖いイメージですが、アルゼンチンでは小さな鮫を釣っては離してあげる、今のバス釣りのような楽しみ方をしていたそうです。

0504フルートカルテット

14時 フルート・カルテット(芦沢綾・岡本裕子・押部朋子・加納百合子)
水上の音楽」など。とにかく美しすぎる4人のお嬢さんたち。アンコールで弾いた歌はつい最近、しかも生演奏で聴いた記憶がある曲ですが題名が思い出せません(涙)。すぐ横を新幹線や山手線が通る横で頑張って演奏してくださいました。

0504アカペラ

15時  ヴォーチェス・エイト
実はこのステージは誰が出てくるかわからないシークレット・コンサートでした。私はポーリーヌ。ハースがハープで「スメタナ」を演奏してくれないかな?と勝手に期待していたのですが、舞台に登場したのは英国のアカペラグループ。スコットランド民謡が素晴らしかった!

0504フィンランディア

16時30分 リベラル・アンサンブル・オーケストラ
最初の「モルダウ」、2曲目の「フィンランディア」とも大好きな曲です。そしてとても感動しました。特にフィンランディアの合唱には鳥肌が立ちました。
美しく青きドナウはオーストラリアを流れるドナウ川、水上の音楽はイギリスのテムズ川、そしてモルダウはプラハ(チェコ)を流れる川をそれぞれモチーフにしています。

今年の音楽祭(ラ・フォル・ジュルネ)のテーマは「ナチューレ(自然)」でした。まさに川の流れのようにゆったりとした一日を過ごすことができましたよ。

端午の節句に鎌倉で三つのお祭り2016年05月05日 22時37分39秒

三連休最後の今日は鎌倉へ。
まずは、鎌倉宮で「草鹿(くさじし)」を見ました。
大将の放った鏑矢(かぶらや)が、ピューっと高い音を立てて飛んでいきましたよ。

0505鎌倉宮

続いてバスで鶴岡八幡宮まで戻り、「菖蒲祭」へ。神様に奉納する舞楽はもう終わっているかと心配したのですが、何とか間に合いました!

0505鶴岡八幡宮

雅楽を演奏する人たちの衣装が美しかったです。

0505舞楽

最後にタクシーで妙法寺の「清正公祭」へ。さすがに読経と、常勝の加藤清正公にあやかった「勝守」の授与には間に合いませんでした。残念!

0505苔の石段

それでも、この時期だけに見られるシャガの花が、苔の石段の両脇に咲き乱れていました。GW中ではありますが、鎌倉にもこんなに静かなお寺があるなんて!心も体もリフレッシュできましたよ。

200人目の受講者2016年05月06日 21時01分29秒

今日は毎月千葉県の西船橋で開催している手話教室「てぃぐる千葉」の勉強会の日でした。

0506二百人目のご来場者さまです。

ご来場200人目は、船橋市在住のS さんです。ささやかなお祝いの会を開きました。
Sさん、おめでとうございます。

そしてスタッフ、受講者の皆さん、いつも本当にありがとうございます。

必要はないけれど必要なもの2016年05月07日 20時20分39秒

手話教室でのひとこま。部屋に入ると、私の机の上に紫や白の可愛らしい花が植えてある鉢がおいてあります。
この花はオダマキで、会員のKさんが自宅から持ってきてくださったそうです。一番右の八重咲きの花は珍しいですね。Kさんはときどき自宅のお庭から素敵なお花を持ってきてくださいます。

0507おだまきの花

もちろん、手話の勉強に花は絶対に必要なものという訳ではありません。でも教室に花があるのとないのではぜんぜん違いますよね。気持ちがゆったりします。
Kさん、土の会の皆さん、いつもありがとうございます。