釈千手の日記帳

＜オリンピック＞

皆さんはオリンピックのチケットを申し込みましたか？実は私はうっかり忘れていて、締め切り日の前日(つまり昨日)あわてて申し込みました。

心配していた待ち時間は意外に少なく8分でした。

申し込んだのは、ラグビー、ホッケー、野球、ヨット・セーリング。せっかく日本で開催されるのだから1試合は生で見たいと思っていますが、もし申し込んだチケットが全て当たれば6万円の出費！それはそれでちょっと困りますね。

＜研修会＞

ところで今日は研修会でした。手話講習会の生徒さんにしっかり手話を覚えてもらうためには、覚える(記憶する)メカニズムを知る必要があるのだなと改めて実感しました。「意味記憶」「エピソード記憶」「プラトー(進歩の足踏み)」など。

＜Kさんのこと＞

研修会の後は懇親会。後輩の手話通訳のKさんにこんなことを言われました。昔、谷さんから「アンタのお母さんは、親に反抗して子どもを作った。それでアンタが生まれてきたのだ」と言われたことがあります。

えーっ！？全く覚えていません。私は若い女性に対して「アンタ」なんて言ったのかなぁ？すみません。

ただ、ひとつだけ言えるのは、当時は、障害のある人が結婚することや子どもを生むことに対して家族や周囲からの反対があり、諦めてしまう人が多い時代でした。そんな中、Kさんのお母さん(耳が聞こえない)は親の反対を押しきって出産しました。「そのお母さんのおかげであなたは今、ここに存在しているのですよ」ということを伝えたかったのだったと思います。昔はことば使いが乱暴ですみません。

最近、優勢保護法により本人に知らされないまま不妊手術をさせられた人たちが、国を相手に裁判を起こしています。まさにその時代(40年以上前)の話ですね。