釈千手の日記帳

今日の午後は横浜での手話教室。今年は今日が最後だったので、生徒さんひとりひとりにこの一年を振り返って話をしていただきました。普段なかなか皆さんの話をじっくり聞く機会がなかったので、どの話も新鮮でしたが、一番印象に残ったのはAさんの次のようなお話しでした。

私は30年以上前に重い心臓になり、その治療の中でC型肝炎に感染してしまいました。長い間苦しみましたが諦めずに頑張っていると、最近とても良い治療薬が開発されました。ただ、この治療薬は高額で、さらに副作用もあります。6月7月8月と薬の投与を受けました。楽しみにしていた手話教室も3回休んでしまいました。副作用にも苦しみましたが、そんな私をいつも支えてくれたのは家族です。3ヶ月の治療も無事に終わりました。そして11月の検査では医師から「ウィルスは検知されませんでした。薬ももう飲まなくても大丈夫です」と言われホッとしました。

という話でした。Aさん、夏にそんな苦しい時期を過ごしていたなんて全く気が付かずに申し訳ありませんでした。大変でしたが病気を克服できて本当に良かったですね。これからもお体を大切にしながら元気でお過ごしくださいね。今日は素晴らしいお話しをありがとうございました。

今日はこんなうれしい話をたくさん聞く事ができてこころが暖まる一日でした。