釈千手の日記帳

今日、手話教室で医療に関する手話を１０個出題しました。中には動脈とか、くも膜下出血など難しいものもありましたが、最後の問題は「おなかを切る＋生まれる」という簡単な問題でした。
（１）正解は、もちろん帝王切開です。ほとんどの人が正解でしたが、ひとり「下痢」と答えた人がいました！下痢ではおなかを切りませんよ（笑）。
（２）ところでどうして帝王って言うのでしょうか？外国でもそう呼ぶのでしょうか？すると生徒さんたちから「確かシーザーが帝王切開で生まれたから」とか、「シーザーという音が、切るということばと発音が似ているから」などの答えが。なるほど！知りませんでした。
（３）「先生、でもこの手話は間違っていますね」とある生徒さんが。どうして？と聞くと以前はたてに切っていたのですが、最近は手術の痕を残さないために横に切ることが多いのだそうです。こちらも全く知りませんでした。

帝王切開ひとつの手話でも話はいろいろと広がるのですね。インターネットで調べたら、帝王切開で４人もお子さんを出産したという人がいました。でもおなかを切るのってかなり痛いのでしょうね？