20年ぶりの再会2010年09月07日 21時12分54秒

私が以前、英国で生活していた時に、お世話になった人の息子さんが来日しました。ところが彼は日本に来てから関西に行ったり、小笠原島に行ったりとなかなか連絡が取れなかったのですが、今日やっと会うことができました。

朝、東京駅で待ち合わせをする際、目印にと私が地元エジンバラのサッカーチームのウエアを着ていくと、彼はとても喜んでくれました。
最初にお台場にある温泉施設に案内しました。ドクターフィッシュという小さな魚が、人の古くなった足の角質を食べてくれるのを、ぜひ彼に体験させてあげたいと思ったからです。温泉の入り口で念のために「タトゥーはないよね?」と彼に確認すると、袖をまくって片腕を見せてくれました!えっ?そこには入れ墨が…
普通、温泉は入れ墨をしていると入れませんよね。片腕に細い線が入っているだけなのでタオルで隠して入ろうかとも思ったのですが、彼は全く耳が聞こえないので、スタッフや他の客とトラブルになっても困ります。そこで受付で正直に尋ねてみました。
「すごく細い線だけなのですが…」
「外国からのお客さまで、ドクターフィッシュを体験してもらいたいのです。足湯だけで構いません」
「絶対に上半身は裸になりませんし、温泉には入りませんので…」
と懇願したのですが、結局断られてしまいました。
仕方がなく、お台場では観覧車に乗ったりして帰ってきました。
観覧車で地上150メートルに
その後は明治神宮に行きました。絵馬が珍しいようで、英語で書かれたものを1枚1枚熱心に読んだり、写真を撮ったりしていました。
最後に原宿でお茶をしてから別れました。
日本に来て3週間位ですが、彼は大阪、京都、奈良、小笠原島を訪れ、富士山に登り、カメを食べ、イルカと泳ぎ、花火を見たりと精力的に日本を旅しています。
今後は相撲を見たり、日光に行ってみたいと話してくれました。帰国まで、ぜひいろいろな日本の文化に触れて欲しいものです。