国技館で相撲のけいこを見てきました(GW2日目/9日間)2012年04月29日 20時44分42秒

4月29日『国技館で相撲のけいこを見てきました(GW2日目/9日間)』
今日は早起きして横綱審議委員のけいこ総見に行って来ました。以下は私の独断と偏見に満ちた自分用メモです。
<7時・幕下>
・日大時代にタイトルを19個取った「山口」。積極的にけいこをしていました。まだマゲが結えないザンギリ頭です。
・「勝誠(しょうせい)」は立ち会いから低い姿勢でぶつかっていきますが、これだけ低いと相手に読まれ、上からはたかたりしないんでしょうか?両耳にケガをしていました。
・「錦風」は背中を土で真っ黒にしてけいこをしていました。
・「碧天(あおぞら)」は、相変わらず良い顔をしていました。私の好きな力士です。
・さて、申し合いげいこで自分が対戦する相手を指名することを「買う」と言います。せっかく大勢の力士が来ているのだから、他の部屋の力士とけいこをすれば良いのに、同じ部屋の力士ばかりを買ってしまうのはもったいないですね。でも何だか見覚えのある顔を見ると、つい買ってしまうことがあるのだそうです。それでも対戦したことのない相手とは一度体に触っておく、まわしの閉め具合などを感じておくことも大切だと解説者は話していました。なるほど!
8時・十両西
・「嵯牙司(さがつかさ)」は、私よりも低い166cmという身長で頑張っています。またまた前髪がすこし寂しくなってきたような・・・
・ぶつかりげいこは嫌いという力士が多くいます。総見では時間が短くそれほどかわいがられない(しごかれない)ですが、部屋では相当厳しい内容なのだそうです。
・十両のけいこですが山口など何人かの幕下(黒まわし)力士も残っています。けいこで格下の黒まわしに負けるのは恥ずかしいようでであまり黒まわしは買ってもらえませんね。
8時40分・十両東
・「高見盛」が精力的にけいこをしていました。
・途中で「鶴竜」や「隆の山」などが入場すると観客から大歓声が沸きました。
9時20分・東西6枚目までの幕内
・ブラジル出身の「魁聖」は下半身がますます太く安定してきました。
・横綱「白鵬」が入場すると力士たちは一列に並び、ひとりひとりが頭を下げに行っていました。
10時・幕内
0429けいこ総見

10時20分・大関
大関が6人もいると壮観ですね。「日馬富士」だけはケガをしたらしく、一人でストレッチをしていましたが、その他の大関陣は5人で真剣にぶつかり合っていました。
最後は横綱「白鵬」と大関「把瑠都」の三番勝負です。横綱と、今一番その位置に近い大関の対戦です。普段なら一場所で一勝負しか見られない取り組みが3回も見られるなんてぜいたくですよね。
最後のぶつかりげいこで白鵬は鶴竜に胸を出してもらい豪快に投げられた後、栃煌山に胸を出し、軽くかわいがったところで無事にけいこ総見は終了。11時少しに「はね太鼓」となりました。五月場所まであと1週間、一回も土俵に立たなかった日馬冨士がちょっと心配ですが、その他の横綱や大関陣の仕上りも良く、本場所がとても楽しみです。