最後のステージ2019年02月24日 20時03分38秒

今日は、私が大好きな劇団、は~とふるはんどの第18回公演「ふたり・で」を観てきました。
友人のSさんは今年中に故郷に帰ることになり、この劇団の舞台に立つのはこれが最後になるそうです。彼の最後の演技をしっかりこの目に焼き付けてきました。

20190224は~とふるはんど

とても楽しく感動的なお芝居でした。その中で気になった点が2つありました。
ひとつは「パリにあるろう学校、その歴史は200年・・・」というセリフがありました。しかし、ド・レペが手話による教育を始めたのは1760年。となると250年の歴史と言っても良いのではないでしょうか(細かい話ですが)。
もうひとつは関口まなとさんの演技です。主役の小林綾子さんが感情たっぷりに母親役を演じていたので、あえて演技もセリフも押さえ気味にしていたのかもしれませんが、わりと淡々と演じていたように感じました。すみません、あくまでも素人の感想です。

20190224パンフレット

この劇団の舞台には盲導犬が登場します。客席にも数頭の盲導犬が来ていました。最初に注意事項の説明がありました。1、頭を撫でない、2、声をかけない、3、お菓子などをあけない、とここまでは知っていました。しかし、4の犬と目を合わせない、は知りませんでした。やはり目が合うと彼らは仕事に集中できなくなってしまうのでしょうかね。

20190224ミナさん

舞台の中で晴眼の妹が視覚障がい者の姉に「もう外は暗いから気を付けて」と言うと「どっちみち私は見えないから」と返すシーンは思わず笑ってしまいました。
第2部の、歌、ダンス、朗読も楽しかったです。
は~とふるはんどの皆さん、今日は素敵な舞台をありがとうございました。