エレキギターにカポ?2011年02月19日 07時57分24秒

テレビから、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」が流れてきました。70年代後半、大ヒットした曲です。私は高校時代、友人とバンドを組んでいて、この曲もやったことがあります。メロディーが美しく、そして難しい曲でした。

映像を見ると、ドラムスのドン・ヘイリーが歌っています。これって難しいでしょうね。ドラムを叩きながら歌うで思い出すのは・・・そうCCBの笠浩二(りゅうこうじ)さん!(←古っ!)

当時は、歌詞の意味も理解せずに歌っていましたが、「当ホテルでは1969年以来、スピリット(お酒)は置いていませんが・・・」という歌詞には、アメリカは69年(フリード・ウィドマック)以来、スピリット(精神)を失ってしまったというメッセージが隠されていることを初めて知りました。

また、映像を見て気が付いたのですが、ドン・フェルダーが弾いているダブルネックのギブソンの12弦ギター(EDS-1275)の7フレにカポが!実は私、エレキギターにカポをつけるのはちょっと抵抗があります。


7フレにカポ


ても、このフェルダーという人はとっても人気があるようで、2004年にイーグルスが来日した時も、「彼がツアーに参加していないから」とコンサートに行かなかったファンも多かったそうです。それからこの曲の美しいコード進行(Bm、F#7、A、E、G、Dの5度上がり)を作ったのも彼です。最初はAmで作ったのを、その後ボーカルのヘンリーのキーに合わせてBmに一音上げたそうです。
(ただ同じ曲かどうかはわかりませんが、最近の彼の写真を見るとカポが5フレについています。つまり現在では、再びAmにキーを落とした可能性もありますねぇ。


5フレにカポ


ダブルネックギターといえば、ジ・アルフィーの王子(高見沢さん)は4本ネックの、チープトリックのリックは5本ネックのギターを弾いていました。でもそれって何か意味があるでしょうか?目立つこと以外に・・・(笑)

ところでわがバンドの川澄くん、当然ダブルネックのギターなんて持っていませんでした。実際の演奏はどうしていたのだろう?

ひさしぶりに「ホテルカリフォルニア」をじっくり聴いてみたくなりました。