美しい手の動きにうっとり(手話3週間プログラム13日目)2013年07月13日 21時43分40秒

今日から3連休という方も多いのでしょうか?また、東京では今日からお盆ですね。
そんな中、今日も手話のテキストを開いてくださったあなたは・・・素敵です!

さて13日目の今日は「涙そうそう」の後半ですよ。

90ページ「笑顔
これはほほの両側においた手を2回すぼませます。笑って顔の表情が柔らかくなっていることを示しています。

90ページ「あなた」「場所」「私」91ページ「見る
昨日唐沢滑太郎さんからも質問があったのですが、この歌は亡くなった大切な人のことを思い出して作られたものです。ですので、普通は自分の正面に作る「あなた」を天国にいる人という意味で高い位置においています。そして「見る」という手話も、その高い位置から地上の自分に向けて「見下ろしている」というふうに角度を付けています。

91ページ「会う
その流れで「会う」も通常の水平に手を近づける表現ではなく、高い位置にいるあなたと私が会うということで角度を付けているのです。
↓(天国にいるあなたと)会う1
0713YOYOさん1
↓(天国にいるあなたと)会う2
0713YOYOさん2
以上で涙そうそうの後半も終了です。少しボリュームもありましたが、繰り返しが多いので大丈夫ですよね。

ところでこのDVDには曲の映像(手話)は収録されていますが、音楽の方は入っていません。実は担当の方には努力していただいたのですが、いろいろと大人の事情もありまして?音楽は入れられませんでした。でも、後でDVDを見てみると、音がない分、細かい手の動きや滑らかな手話の動きに集中でき、かえって良かったのでは?と思っていますが、皆さんいかがでしょう。高木里華さんの美しい手話をどうぞご堪能くださいね。

※さて今日の手話モデルはYOYOさんです。モデルをお願いしたら「もっと手話が見やすい単色系の服を着ている人の方が良いのでは?」と気を遣っていただきました。いえいえ、このブログではいつもの皆さんの自然な手話を紹介したいと思っているので大丈夫です。わかりやすい手話表現をありがとうございました。