小指(女性)と親指(男性)を使い分ける(手話3週間プログラム15日目)2013年07月15日 15時15分44秒

今朝、外は風があり涼しかったです。6時ごろは犬の散歩をしている人が多くいますが、人も犬もとっても涼しそうな顔をしていました。「今日は一日涼しいのかなぁ」と淡い期待を抱きましたが、結局午前9時ごろにはすっかり真夏に戻っていました(泣)。
海の日の今日、皆さんはどんな一日をお過ごしでしたか?

さて、3週間プログラムも今日は15日目、「あいさつ・自己紹介」です。皆さん、張り切っていきましょう、おーっ!
p101(名前)
のページでご紹介しているように、名前は名字(姓)を手話、下の名前を指文字で表すことが一般的です。
・高橋(手話)+香織(指文字)
・加藤(手話)+ゆかり(指文字)

P103(個人
顔の前で逆三角形▽を作ります。これはひとりひとり顔の形が違っていることを示しています。ちなみにこの逆三角形▽を胸の前で行うと、武士が正式な場で裃(かみしも)を着るところから、「正式」という手話になります。

P103(フリー
親指と人差し指を合わせた両手を交差させてから左右に開きます。手の形はアルファベットの「F」で、動きは束縛からの解放をあらわしています。

P105「
手を一度下げ(こども)、そこからさらにもう一段下げます。子供の子供という意味です。

ところで「通勤」のところでも紹介していますが、手話では親指を立てると男性、小指を立てると女性という意味になります。
たとえば、「しゅふ」は、片手で家の屋根を作り、その内側に中にいる人を示すのですが、テキストP102の「主婦」の場合は女性なので小指を立てています。
↓主(屋根の下に小指を立てる)
0715横浜のミッツ1
ところが最近は、男性が家事や育児に専念する「主夫」も多くなってきました。その場合は?そう、もちろん親指を立てますよ。
主夫(屋根の下に親指を立てる)
0715横浜のミッツ2

※今日の手話モデルは横浜のミッツさんです。私が「主婦」の写真だけを撮り帰ろうとしばらく歩いてから「主夫」の写真も必要だったことを思い出し、再度戻ってバタバタと撮らせてもらった一枚です。ミッツさん、今日はありがとう。もうお帰りいただいても大丈夫ですよ(笑)。