ハのゐわこニうとんほ2013年08月16日 19時34分33秒

今日は仕事で横浜に行きました。
そのついでにそごうデパートで開催されている「幽霊・妖怪画大全集」を見てきました。
平日とはいえ、夏休み中なので大勢の子ども連れで混雑していましたよ。
0816幽霊・妖怪画大全集
付喪神(つくもがみ)
家で使っているお茶碗や湯飲みなどは100年ぐらい長く使っていると、そのまま「付喪神」という妖怪になる。しかし決して人間に悪さをすることはない。
産女(うぶめ)
古来よりお腹に赤ちゃんがいるまま、産褥(さんじょく)で死亡した娘をそのまま埋葬すると「産女」という妖怪になる。それを防ぐためには腹を割いて赤ちゃんを取り出し、それを腕に抱かせて埋葬する必要がある。←そっちの方が残酷な気もしますが・・・。
カミキリ
これはかなり変わった外見の妖怪。手はハサミで顔は鳥のよう。これから獣や幽霊と結婚しようとしている女性の黒髪を夜こっそり切る。昭和6年ごろまで目撃されていた。←しかも私の地元の東京都文京区で!?

とにかくいろいろな幽霊・妖怪たちが、皆さんを首を長~くして待っていますよ(笑)。涼しくなりたい人は是非どうぞ。それから歌舞伎が好きなひとには必見です。四谷怪談・忠臣蔵・番長更屋敷・葛の葉・義経千本桜(知盛)などの名場面が鮮やかに甦ります。
私が一番印象に残ったのは「でも一番怖いのは幽霊や妖怪ではなく人間とお金(経済)です」という解説文でしょうかねぇ。