イチローのことばに励まされた!2013年08月31日 17時22分15秒

私は歌舞伎が好きで、ほぼ毎月のように歌舞伎を観ています。
そこで何か歌舞伎に関わる仕事?活動?をしたいとずっと思っていました。といっても歌舞伎役者になれるわけでもなく、ギターは弾けても三味線が弾けるわけではありません。53才だったら裏方の仕事も無理でしょう。
そんなときにイヤホンガイドの会社で、新しく解説員を募集していて、そのオーディションがあると聞きました。解説員ならもちろん手話の仕事も続けられるし、歌舞伎の楽しさを多くの人たちに伝えることができると思い、数ヶ月前に解説の原稿を添えて応募してみました。

その一次選考(書類選考)の結果が今日返ってきたのですが・・・「落選」でした。
もちろん、そんなに簡単に合格するはずはないと覚悟はしていたものの、実際に「落選」の文字を見るとやっぱりショックですね。(ちなみにこういう連絡も今はメールで届くのですね)

ちょっと凹んでいたときに、先日4000本安打の記録を達成したイチローのことばをふと思い出しました。「僕の場合、4000本ヒットを打ったということは、つまり8000回悔しい思いをしているのです」というインタビューのことばです。

考えて見ると私の人生、全て順風満帆とは言わないまでも、最近あんまり悔しい思いをしていなかったなぁと思います。イチローは大記録の影でこういう思いを8000回も味わっているのです、それなら自分もあと7999回は頑張らなくてはと思い直しました。

このオーディションはこれからも続くそうです。応募する(イヤホンガイドの解説原稿を書く)ということは、自分にとっても勉強になりますし、応募後は観劇の楽しさが倍増しました。
1回や2回の落選にめげず来年以降もまた挑戦したいと思います。
いつの日か私のこのブログで皆さんに、「イヤホンガイド解説員、1次試験を突破しました」とご報告できるようにこれからも頑張りたいと思っています!
0831中村座