新年度スタート! ― 2020年04月01日 21時18分59秒
今日は4月1日、新年度のスタートです。
最近は手話サークルも手話教室、福祉関係のイベントもほとんどが中止になっています。
そんな中、今日は久しぶりの手話講座がありました。
参加者は少なく1ケタ台でしたが、やはり講座があるのはうれしいですね。教材作成、準備も必要ですし、講座中もひとりひとりの手話をよく観察しなければなりません。それらの作業は大変ですが、とても楽しくやりがいがあります。改めて自分はこの仕事が好きなのだなぁと実感しました。大変な状況の中、お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。

さて、写真は駅のジュースバーで撮ったものです。私が飲んだ「完熟みかん」はつぶつぶがたくさん入っておいしかったです。
また「カリビアン・スィート」というメロンジュースは私のオススメです。とっても甘くて濃厚です。駅で見かけたら是非飲んでみてくださいね。
いろいろと大変な時期ですが、気分をリフレッシュさせて頑張っていきましょう!
桜鯛と天然クエ ― 2020年04月02日 21時48分34秒
私の友人に「谷さんはいつも船に乗っているか、回転寿司を食べているイメージがある(笑)」と言われてしまいましたが、そんなことはありませんよ。
今日は用事で埼玉県の新座市へ行ったので、久~しぶりにくら寿司へ行きました。
私の大好きな、あら汁(いつもある訳ではありません)、アジ、ヤリイカは安定したおいしさです。

そして今日食べた「生シラス」「桜鯛」「クエ」はまさに今が旬ですね。特にクエは、ねっとりした中にほんのり甘い香りがしておいしかったです。ごちそうさまでした\(^^)/
ハッシュパピー ― 2020年04月03日 19時38分28秒
映画「ハッシュパピー バスタブ島の少女」をDVDで見ました。
ハッシュパピーは6才の少女。大雨が降ったら海に沈んでしまいそうなバスタブ島に父親と二人で住んでいます。政府はこの地域に住む住民に立ち退きを要求していますが、住民たちの中には、この土地を捨てられないという気持ちを持っている人もいます・・・

実際に世界のどこかにこのような地域があるようでドキュメンタリー映画を見ているような気もします。反面、現実的にはありえないようなファンタジー映画のような場面もあります。とても不思議な映画でした。
100時間の夜 ― 2020年04月04日 20時23分20秒
オランダからニューヨークに家出してきたエミリアは14才。メトロポリタン美術館でアメリカ人のおばさんから「ジャマイカでは国土の半分が停電し、ハイチでは大勢の人が命を落とした大型ハリケーンがもうすぐニューヨークに来るんだよ。お嬢ちゃんは知らないのかい?」と衝撃的な話を聞いた。
数時間後、スーパーマーケットは食料品を買いあさる人たちであふれ、棚からはあらゆる食料品が消えた。エミリアはこの難局を切り抜けることができるのだろうか・・・。

「100時間の夜」
アンナ・ウォルツ著 フレーベル館
教員免許状 ― 2020年04月05日 19時26分28秒
外出自粛の中、コツコツとやっていることの中に、実家の片付けがあります。実家から荷物を持ってきて自宅で分別して断捨離します。ほとんどが要らないものですが、たまに必要なもの、または懐かしいものが出てきます。
今日捨てようと思ったものの中に賞状・感謝状の類いがありました。
その中に、(私にとって)大変貴重なものが2枚ありました。ひとつは父の教員免許状です。日付は昭和25年。約40年間高校で教師をしてきた父。その間には楽しかったこと、つらかったことがいろいろとあったことでしょう。その原点になるのがこの免許状ですね。

そして、もう一枚は、私が中学校時代にもらった生徒会長の委嘱状です。
現在私が、娘たちからもらった絵や手紙を捨てられず大事に保管しているように、当時の両親にとって息子である私が生徒会長に選ばれたことがうれしく、そしてその委嘱状は大事な宝物だったことでしょう。あらためて両親の愛情を感じて心が温かくなるひとときでした。
茶色の朝 ― 2020年04月06日 13時13分38秒
オレとシャルリーはいつものようにカフェで話をしていた。ところが彼が愛犬を安楽死させると切り出した時には驚いた。ペット特別措置法が政府から発表され、茶色以外の猫は全て殺処分されたことは知っていたが、それが犬にまで拡大されるとは!シャルリーのラブラドールは残念ながら茶色ではなかった。
なぜペットが茶色でなくてはならないのかオレにはよくわからないが、科学者たちによると「茶色の方が都市にふさわしいし、子どもも産みすぎず、エサも少なく済むこと」が証明されたらしい。かわいそうだけど犬は15年も生きれば死ぬのだし、科学者がそう言っているし、首相もよくやっている。それに政府に逆らうと何かと面倒だ。友人が、飼っている犬を処分するのは仕方がないことだろう。それでオレも茶色の猫を飼うことに決めた・・・

「茶色の朝」
フランク・パヴロフ著 大月書店
手を振ったのがまずかった! ― 2020年04月07日 16時38分41秒
今日は月に一度の母の通院日。いつもなら母を車イスに乗せて片道20分の道のりをおしゃべりしながら病院まで行くところです。しかし、今は新型コロナウィルス感染拡大防止のために外出自粛が強く求められています。そこで、今日だけは私がグループホームから診察券と保険証を預かり一人で病院に行き薬だけもらってくることにしていました。
昼前に施設に到着。現在は家族であっても面会は禁じられています。入り口のところでスタッフの人から書類を受け取り、立ち話をしていました。その時に奥の方に母の姿を見つけたので、私は会話ができない代わりに大きく手を振り合図をしました。
・・・ところが、それがまずかったようです。母はスタッフの方に「ちょっとだけ息子に話がある」とイスから立ち上がろとしました。スタッフの方が、今は面会ができないことを優しく説明すると、母は突然興奮して「あなたは冷たい!」「どうして親子なのに話せないのか!」と激しい口調になりました。スタッフの方が「今は外で怖い病気が流行っているから、谷さんだけでなく皆さんたとえ家族が来てもお話しはできないんですよ」と説明しても、全く聞き入れない様子でした。

仕方なく母に笑顔で合図をした後、玄関の外に出て施設の方と話をしました。
最近は、散歩で外に出られないだけでなく、面会も禁止されているのでだいぶストレスがたまっているようだとのことでした。そして母自身の弟(つまり私のおじ)と、母の次男(つまり私の弟)のことがごちゃ混ぜになり、心配で毎日ずっとそのことばかり話していますと話をしてくれました。
たぶん、今母の中にはいろいろな心配事で頭がいっぱいになっていることでしょう。私が、会話ができないからせめて手を振ってあいさつしたことが、かえって良くなかったと反省しました。
先日母宛に家族で手紙を書いたばかりですが、面会禁止は今後も続きますので、これからも手紙で母を励まそうと感じた一日でした。
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