男は革命で世界を変えようとし、女は宗教で自己を変えようとする(ライトアップ7日目)2012年03月28日 20時52分25秒

0328今月読んだ本
3月28日『男は革命で世界を変えようとし、女は宗教で自己を変えようとする(ライトアップ7日目)』

今月は万歩計を付けてのバーチャル街道歩きをお休みして、本を読んだり、映画を観て過ごす日が多くありました。何となく、現実逃避の日々のような気もしますが・・・私が今月読んだ10冊をご紹介します。

国内編

1)「壊れたお姉さんは好きですか?」中村うさぎ☆☆☆
夕刊フジに連載されていた疲れたときに読むオトナの話ですので、よい子の皆さんは読まないように(笑)。それでも自分と現実世界にギャップが生じたとき、「男は革命で世界を変えようとし、女は宗教や自己啓発セミナーなどで自己を変えようとする」などの視点は面白かったです。また、連合赤軍について、独自の解釈で評価をしているのも興味深かったです。
2)「(三面記事小説より)光の川」角田光代☆☆
いつも加害者が悪い人で、被害者が良い人という訳ではないのです。
3)「不良のための読書術」永江朗☆☆
本の新しい読み方を教えてくれます。
4)「八甲田山」新田次郎☆
ロシアに国土を奪われないためには雪中での訓練が必要でした。
5)「ひかりごけ」☆武田泰淳
人の肉を食べることは正しい?間違っている?

外国の本
1)「Drハンディーマン」リンダ・ニコルズ☆☆☆
精神分析医のオフィスで部屋のリフォームをしていた便利屋(ハンディマン)を、医師と誤解して相談を持ちかける若い女性。「自分は医師ではない」と言うタイミングを逃したまま続いた面談の結果は・・・?久しぶりに300ページを6日ぐらいで一気に読みました。
2)「たばこの害について」チェーホフ☆☆☆
たばこの害については、ひとことも書いてありません!
3)「よみがえった改心」Oヘンリ☆☆☆
短編なのにこんなにも人の心を動かすなんてすごいですね。
4)「(もし川がウィスキーならより)モダン・ラヴ」☆☆
潔癖症もあまり度か過ぎると・・・
5)「バスカヴィル家の犬」コナン・ドイル☆☆
映像代しにくいこのような作品は読み手の想像力が必要です。

次回は今月観た10本の映画(邦画5本・洋画5本)について振り返りますね。

ところで、今日の昼は気温が17度まで上がり暖かい日でしたが、夕方から雨になり、夜は再び寒くなりました。六義園のライトアップは7日目を迎えたのに、まだしだれ桜は蕾のままです。一体いつになったら開花するのでしょうか?