専門家に聞くのが一番(GW2日目/16日間)2015年04月26日 21時57分55秒

今日は高尾山へ花の写真を撮りに行きました。
高尾山といえばスミレ、スミレといえば高尾山ですよね。この山には約25種類のスミレがあるそうです。写真はタチツボスミレ・・・だと思います(汗)。

0426タチツボスミレ

山頂近くにもいろいろなスミレが咲いていました。こんな小さく花びらが上を向いている花がありました。カメラを向けている人に花の名前を聞くと「千本槍(センボンヤリ)だと思います」とのこと。その後ビジターセンターへ足を運びスタッフの方に写真を見せました。最初に見た男性スタッフはよくわからないとの返事、すると横にいた女性スタッフも先ほどの方と同じように「千本槍では」と言います。確かに葉っぱの感じはタンポポに似ています。これがこの後、花を開くのでしょうかね?

0426千本槍(?)

しかし今回のお目当てはスミレではありません。耳形天南星(ミミガタテンナンショウ)というとっても珍しい花を探しに行ったのです。1号路、女坂周辺で見られるという情報を聞き、その周囲を注意深く観察していると・・・ありました!

0426ミミガタテンナンショウ

その後野草園のスタッフの方にこの花について質問をしたところ、もっと珍しい「浦島草(ウラシマソウ)」が咲いているところを教えてくれました。それがこの花です。

0426浦島草

写真ではわかりにくいのですが、中央の黒ずんで見える葉っぱのような形をしているのが花弁です。これは、ミミガタテンナンショウとほぼ同じ形ですが、そこから1本ヒゲのようなものが飛び出しています。(花から飛び出し、私の小指のところから下に向かって更に長く伸びています)これが、まるで浦島太郎の釣り竿のように見えることから、この花は浦島草と呼ばれています。自分で探していたら花弁はわかっても、ヒゲまでは気がつかなかったはず。何事も専門家に聞いてみるのが一番ですね。珍しい花を見ることができて、とっても得した気分です。

ビジターセンターのスタッフの皆さん、野草園のスタッフの皆さん、今日はいろいろと教えていただき本当にありがとうございました。