釈千手の日記帳

11月18日、「高校の恩師の遺作展」

今日は1万6305歩、13kmを歩き、12番焼山寺（しょうざんじ）を打ちました。この寺は山の中腹に建っていますが、昔この山には口から妖火を吐く大蛇が現れ、行く手を阻んだそうです。それを空海が法力で岩戸に閉じ込めたとのこと。それで焼山寺と言うのでしょうか？大蛇と聞いて先日みた歌舞伎のヤマタノオロチを思い出しました。次の11番藤井寺まではあと9kmです。

ところで昨年高校時代の恩師が亡くなり、きのうはその遺作展に行って来ました。先生の絵のほとんどは大きなキャンバスに描かれた抽象画で、右下のサインがなければどっちが上？下？という感じでした。でも私はこういう絵が好きで、黄色や赤などの原色や、筆遣いに力強さを感じました。また、可愛らしい少女や花、楽器などをモチーフにした作品からは、それらいきとしいけるものに対する先生の暖かいまなざしを強く感じました。