釈千手の日記帳

NHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」が好評です。
これは岩手県で海女(あま)をやっていたひとりの少女が、アイドルをめざして上京し、そこでくり広げられるさまざまな人間模様を描いた物語です。家族、友人、仕事仲間、ライバル、上司、恋人などいろいろな人がユーモラスに描かれています。

また私たちの世代には、薬師丸ひろ子、小泉今日子などの昔のアイドルが出演しているところも楽しみの一つです。
さて、ドラマもいよいよ終盤に入っていきました。この後2011年春に津波が東北の沿岸地域を襲うわけですが、物語の舞台である北三陸の皆さんのこと(安否)が今からとても気になります。

ところで番組の最後にはタイトルの「あまちゃん」にちなんで、仕事を始めたばかりの人たち、例えば大工さんとか、パン屋さん、漁師さんなどが一日ひとり紹介されます。まだまだあまちゃん(未熟者)ですが、頑張っていますという姿は、私の毎朝の楽しみのひとつになっています。

今朝私が「最終回は、きっとこのドラマの主役の能年玲奈ちゃんの写真が載り、(まだまだ新人ですが、これからも女優として頑張ります！)というエンディングじゃないかな？」と言うと中学生の次女が「いゃ、被災地の写真が載り(まだまだ昔どおりとは言えませんが、復興に向けて東北も一歩ずつ前進しています！)だと思うよ」と言います。
なるほど、それも良いですね。そこでどちらが勝つか娘と「さぼうるのスパゲッティー」を賭けることにしました。私が負ければ娘にミートソースをおごり、娘が負けたらナポリタンをおごってもらいます(笑)。この賭けには負けられませんよ！最終回のエンディングが今からとっても楽しみです。