釈千手の日記帳

＜長すぎる閉会式＞
きょうの早朝に、オリンピックの閉会式が行われました。何気なくほぼ全部を見てしまいました。感動的ではありましたが、ちょっと長すぎるというのが正直な感想です。全体で4時間以上、終わったのは日本時間の8時過ぎ、現地では深夜の12時ですね。途中であくびをしている日本選手の映像が何度も映りましたが、試合を終えた選手が途中で眠くなるのも仕方がないことですよね。
ブリティシュ・ロックは私は嫌いではありませんが、1960年代のビートルズ、70年代のクィーン、80年代のザ・フーの曲は、選手はもちろんコーチでも知らないのではないてじょうか？（ジョンもジョージもフレディも死んでいるのですから）
ショーがやっと終わったと思ったら、次はイギリスの組織委員長、IOC会長、次回の開催国ブラジルの組織委員長のスピーチと続きます。せめてスピーチはひとり2分ぐらいで納めて欲しいなぁ。いずれにしても長時間の閉会式、選手の皆さんお疲れさまでした。

＜今、一番何がしたいですか？＞
オリンピックのインタビューで必ず出る質問のひとつがこれですよね。でも、これって必要ですが？ほとんどの人が、とにかくゆっくりと体を休めたいとか、日本に帰って応援してくれた皆さんにお礼を言いたいなどという返事しか帰ってきません。例えば、

・借りているDVDが延滞しているのですぐにレンタル店に返しに行きたい
・足の爪を切りたい
・ワンピースの最新号を読みたい
・・奥歯に食べたものが挟まっているので取りたい

などおもしろい（？）コメントを期待しているのでしょうか。まさかね！

＜お母さんのカレー＞
今一番食べたいものは？という質問も似ていますよね。大体の人は、「お寿司」「焼き肉」「ケーキなどのスィーツ」をお腹いっぱい食べたいと答えます。
そんな中で柔道の上野順恵選手が言った「お母さんのカレーが食べたい」ということばにはハッとさせられました。確かに私たち日本人の多くが好きなものは（残念ながらお父さんのではなく）お母さんのカレーです。たぶん「あなたは今夜死ぬ」と言われたら、最期に食べたいのは高級店のお寿司でも、ステーキでも、うなぎでもなくやっぱり「お母さんのカレー」ではないでしょうか？
自分の人生の中で一番たくさん食べたもの、一番おいしかったもの、一番お代わりしたもの・・・カレーにはそんな思い出が詰まっています。そういったらちょっと言い過ぎでしょうかねぇ！