細かい心遣い2017年03月06日 21時53分49秒

今日は大田区の手話勉強会へお伺いしました。
ここは人数は5人と少ないのですが、耳の聞こえないTさんを中心に和気あいあいと活動をしています。年に1~2回お招きいただくのですが、今回は9回目、それだけ長く続けていらっしゃるのですね。
大きな手話サークルももちろん必要です。でも、私はこのように少人数でも細く長く続いているサークルが大好きです。これからも楽しく仲よく手話の学習を続けていってくださいね。

今日の前半は「聞き取り」練習。日本語から手話への変換です。短い文章ですが、ひとつひとつのことばをていねいに訳して手話にしていきました。発表では皆さん、ポイントに気を付けながら上手に手話を披露してくださいましたよ。

さて、途中の休憩時間の時、皆さんに最中と紙ナプキンが配られました。最中ですから食べていると当然皮がポロポロとこぼれてしまいますよね。そうすると、後で机や床のお掃除をする人が大変です。何気ない、でも大切な心遣いだなと感じました。最中の中には大きな栗も入っていて美味しかったです。ごちそうさまでした。

0306つばさの会

前半の練習文は時計に関する内容だったのですが、たまたま紙ナプキンにも時計の絵がデザインされていて「偶然ですね~」と皆で笑いました。 
後半は「読み取り」練習、つまり手話から日本語への変換ですね。千葉県市川市の観光名所に関する話を私が手話で表し、それを皆さんに読み取ってもらいました。
ただ、いつもと同じ反省なのですが、前半は雑談などを交えながらていねいにやっていると後半は時間が足りなくなり、かなりスピードアップして進めてしまいました。終わった後皆さんの顔を見たらちょっとお疲れの様子でしたが、大丈夫でしたか?

それでも高い集中力のお陰でしょうか、あっという間の2時間でした。Tさん、そしてつばさの会の皆さん、今日は楽しいひとときをありがとうございました。また、次回お会いできますことを楽しみにしています。