自分の声は聞こえないけれど・・・2017年03月08日 22時32分49秒

今日は横浜市青葉台へお伺いしました。
講演会には手話を学ぶ人たちだけでなく、聴覚障害者の皆さん、難聴者の皆さんも多数ご参加くださいました。
終了後は、「手話表現による顔の表情の意味は?」「手話を始めたきっかけは?」「聴覚障害者と意見が対立した場合の解決法は?」などの質問があったり、「結構です」という言葉の持つ意味の違いについて体験談を話していただきました。会場と双方向でのコミニュケーションがとれて良かったと思いました。

0308青葉台地域ケアセンター

その後は、近くのイタリアンレストランでランチ。
その時に発声についての話題になりました。「谷さんの声はとても聞きやすいですね」「最初はマイクを使って話をしているのかと思いました」「私は聴覚障害で自分の声も聞こえないのですが、今日の谷さんの声は60%くらい聞こえました」「聞きやすく、通る発声の秘訣はなんですか?」など皆さんが私の声を褒めてくださいました。そんなことを言われたのは初めてですし、特別に何かをしている訳ではありません。それでも皆さんにそう言っていただけるのは素直にうれしいですね。これからも聞きやすい話し方ができるように頑張ります。

0305グラティア

さて、ランチの時の席はくじを引いて決めました。いろいろな人と交流するのに良い方法ですね。
事前に自分の好きな料理を申し込んでおくのですが、幹事さんたちがしっかりしていて全く混乱なく料理が各自の席に運ばれてきます。パチパチパチ!
食事の方は前菜のサラダにかかっていたリンゴと白ワインのビネガーが酸味があって美味しかったです。メインのタリアテッレ(平たいパスタ)にはボルチーニ茸などキノコの香りが豊かで、クリーミーなソースとの相性が絶妙でした。ごちそうさまでした。

0308ランチ

青葉区聴覚障害者協会の皆さん、手話サークル「あおば」の皆さん、今日は楽しい時間をありがとうございました。