最後にひとこと2010年03月01日 14時04分50秒

よくテレビで、子どもの福袋を買うために徹夜をする親を見て、「ああゆうバカな親にはなりたくないな!」と思っていたら、自分がそうなってしまいました。(苦笑)
今日3月1日から、あるメーカーが女子高生向けの服やカバンを売りに出すのですが、人気の商品はすぐに完売になるとのこと。娘は当然学校があるので買いに行けないから、「代わりに買いに行って」と頼まれ、池袋のデパートに行きました。

午前10時、デパートの開店時は店員全員から「いらっしゃいませ」の集中砲火を浴びます。「それが気持ちが良い」という人もいますが、結構恥ずかしいものですよね。店に着くとすでに6~7人の客がいるのですが、ほぼ全員が子どもから頼まれた母親または、おばあさんたちです。メモを見ながら商品を選んでいました。私も頼まれていたカバンを探し、無事に購入することができてホッとしました。

それにしても娘は高校の制服を着るのが楽しみらしく、毎晩制服を着ては鏡に自分の姿を写しています。(笑)
高校の制服を着て
さて、無事に買い物を終えましたが、今日は映画が千円になる一日です。せっかく池袋に来たのだから何か映画を観て帰ろうと思いました。本当はメリルストリープの「恋するベーカリー」を観ようと思ったのですが、時間が合わず、「食堂かたつむり」を観ました。
ほのぼのとした感じの映画でしたが、自分は子どものことを大切に思っているのに上手にそれを表現できない母親を、女性監督が細やかに描写しています。
それからこの映画の主役の柴咲コウさんは、映画の中ではひとことも声を出してセリフを言わないのですが、最後のシーンでたったひとことだけ発するのです。やさしい気持ちになれる映画でした。