第九を聴いてきました2012年12月20日 20時04分57秒

<この冬3回目のフィンランディア>
昨夜は文京シビックホールに「第九」を聴きに行きました。第九といえば年末。もうそんな季節になりました!
第一部は、「交響詩・フィンランディア」。先月は駒沢大学交響楽団、そして今月は成蹊大学交響楽団の演奏と、この冬3回目のフィンランディアになります。
11分間の演奏が終わるとすぐに10分間の休憩になりました。
1219開演前

<合唱が始まるまでが長い>
さて、続いてベートーベンの第九の演奏が始まりました。私は今までCDなどでは何度か聴いた事がありますがホールで聴くのはおそらく初めてかもしれません。
私はあの有名な合唱がすぐに始まるのかと思っていたら違うのですね。第一楽章、そして第二楽章が演奏されます。そして第二楽章が終わって合唱団が入ってきますが、その後も第三楽章が30分ぐらいあります。それまでの間、合唱団の皆さんはずっと前を向いて立っています。中学校の朝礼ではありませんが、こんなに長い聞正面を向いて立っていたらひとりかふたりは具合が悪くなって倒れてしまうのではないのかなと思いました。

<歓喜に寄す>
第4楽章に入り、やっと合唱が始まります。
こんな歌詞が印象に残りました。
「自然は私たちにキスとワインと
死の試練を受けた一人の友を与えた」

大熱唱のうちに第四楽章が終わりました。特にアンコール曲というのはないのですね。数回のカーテンコールがあった後、終演しました。それにしても指揮者の人はいつも主席バイオリニストのふたりとだけしか握手をしないのですねぇ(不思議です)。

文の京の第九合唱団の皆さん、SHOBIシンフォニーオーケストラの皆さん、昨日は素敵な歌声と演奏をありがとうございました。次回の演奏も楽しみにしています。
1219終演後