今年読んだ109冊の本2012年12月26日 15時03分05秒

先日は映画のランキングを発表しました。そこで今日は勝手に私が今年読んだ本からベスト10を選び発表させていただきます!

第1位「こころは本当に名作か」小谷野敦
第2位「Drハンディマン」リンダ・ニコルス
第3位「たばこの害について」チェーホフ

第4位「こどもは眠る(アーモンド入りチョコレートワルツより)」森絵都
第5位「押し絵と旅する男」江戸川乱歩
第6位「飼い喰い」内澤旬子
第7位「光の川(三面記事小説より)」角田光代
第8位「鍵のない夢を見る」辻村深月
第9位「モダン・ラブ(もし川がウイスキーだったならより)」ボイル
第10位「ラットマン」道尾秀介

日本の作品
「おれは非常勤」「ミッシェル」「プラチナ」「アライア」「子供たちの晩餐」「不良のための読書術」「強力(ごうりき)伝」「八甲田山」「剱(つるぎ)岳」「ひかりごけ」「図書館戦争」「チヨ子」「壊れたお姉さんは好きですか?」「晩秋」「こっちへお入り」「死の舞台」「レンコンの穴」「花桃実桃」「監獄ジャズin明治村」「東海道中膝栗毛」「墨汁一滴」「桐島、部活やめるってよ」「成夏風物語」「フェスティバル」「センセイの鞄」

外国の作品
「戦争と平和」トルストイ、「悪霊」ドストエフスキー、「よみがえった改心」O・ヘンリ、「パスカヴィル家の犬」ドイル、「くびかざり」モーパッサン

コミック「ONE PEACE」第1巻~第67巻
旅行ガイド
「熟年会津ひとり旅」「るるぶ高尾山」

第1位の「こころは本当に名作か」は、名作と言われている作品をバサバサと切っています。漱石の「こころ」は教科書に載って有名になっただけで「明暗」以上に不自然な点が多い。鴎外の「舞姫」は女を妊娠させて捨てる色男の話で、これといって工夫がない。美人で得をしたのが樋口一葉、不美人で損をしたのが宮本百合子。など内外の文学作品・作家を独自の視点で批評する面白い本です。
第2位の「Drハンディマン」は、診療所のリフォームを頼まれた便利屋の男性が、飛び込んできた女性にカウンセラーと勘違いされたままカウンセリングが続いていってしまうというその展開が楽しい話です。
第3位の「たばこの害について」は、あっと言う間に読めるチェーホフの超短編ですが、たばこの害について一言も書いていないのが面白いオススメの本です。
皆さんは今年どんな本を読まれましたか?オススメの本がありましたら、ぜひ教えてくださいね!
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新田次郎さんが書いた厳冬の山岳小説を3冊読みました。
※コミック「ONE PEACE」を全巻読破しましまたよ!